今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。
先日、なぜ私たちは投資を始めたいのかという記事を書きました。
一方で思いはあれど、なかなか最初の一歩を踏み出せない人が多いのも事実です。
投資に対する抵抗には、
・心理的な不安や財政的な問題
・手間や面倒くささの程度
・教育的な障壁など
さまざまな理由があるのです。
この記事では、「なぜ私たちは投資を始められないのか」について、それぞれの問題に対する解決策を考えていきます。
目次
余裕資金がないと感じている
多くの人が「投資にはまとまったお金が必要だ」と考え、余裕資金がないために投資を始められないと感じています。特に日本では、現金や預金に資産を集中させる傾向が強く、投資信託や株式に使える余裕資金がないという状況です。
考察と対策 少額から始められる投資方法を利用することが重要です。たとえば、積立NISAやロボアドバイザーなどを活用することで、毎月数千円から資産形成を進めることが可能です。小さな金額から投資を始めてみることで、余裕資金が少なくても投資の第一歩を踏み出せるでしょう。
損をしたくないという心理的な恐れ
「損をしたくない」という心理的な恐れが、多くの人にとって投資を避ける理由となっています。元本が保証されている預金のほうが安心だと感じ、リスクを取ることに対して不安を抱く人が多いです。取り返しのつかない状況になるのではないか、人生を壊す様な借金を抱えることになるのではないか?という恐怖、よく分かります。
特に過去に投資で損をした経験があると、この不安はより強くなります。
考察と対策 投資にはリスクがつきものですが、そのリスクを管理する方法を学ぶことで不安を軽減できます。分散投資を行い、複数の銘柄に投資することでリスクを減らすことが可能です。
余計なリスクを回避すれば(欲張って過剰なリスクを『自分で』取らなければ)、借金をする事なんてまずありません。
また、長期的な視点を持つことで、一時的な価格変動に対する不安を減らし、より安心して投資を続けることができます。
投資に関する知識不足
「投資についてよくわからないから怖い」と感じている人も多くいます。特に日本では、金融教育が十分に行われていないため、基本的な投資の知識を持っていない人が多いです。そのため、何に投資したらいいのかわからず、不安になってしまいます。
考察と対策 まずは基本的な知識を学ぶことが大切です。オンラインで無料で受講できる講座や、信頼性の高い金融機関が提供している情報を活用して、少しずつ知識を増やしていきましょう。また、少額から投資を実際に始めてみることで、経験を通じて学ぶこともできます。経験を積むほど、自信を持って投資に取り組めるようになるでしょう。
投資に使える時間がない
忙しい毎日の中で「投資をする時間がない」と感じている人も少なくありません。特にフルタイムで働いている人や、家事や育児に追われている人にとっては、投資に時間を割くのは難しいと感じることが多いです。また、市場の動向を常にチェックする必要があるという誤解も、投資をためらう理由の一つです。
考察と対策 今ではテクノロジーを活用することで、投資にかかる時間を大幅に減らすことができます。自動積立を利用すれば、毎月の投資を自動化し、手間を省くことができます。また、ロボアドバイザーを使うことで、資産運用をプロに任せることができ、忙しい人でも無理なく投資を続けられます。
手続きの面倒さが妨げに
投資を始めるための手続きが面倒だと感じている人も多いです。特に若い世代では、口座開設やその他の手続きが複雑だと感じているため、それが投資へのハードルになっています。
考察と対策 最近では、スマートフォンを使って簡単に証券口座を開設できるサービスが増えており、数分で手続きを完了することが可能です。一度手続きをしてみることで、その後の抵抗感が大きく減少します。また、証券会社が提供するサポートサービスを利用することで、手続きの不安を解消することもできます。
まとめ
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余裕資金がないと感じても、積立NISAなど少額から始められる方法を活用すれば投資を始めることができます。
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損をしたくないという不安は、分散投資や長期的な視点を持つことで軽減できる可能性が高まります。
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投資に関する知識が不足している場合は、無料の講座や信頼性のある情報を活用して学び、少額から実際に始めることで経験を積みましょう。
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忙しい人でも、自動積立やロボアドバイザーを活用すれば時間を節約しながら投資を続けることができます。
- 手続きが面倒だと感じる場合は、スマートフォンを使った簡単な口座開設手続きを活用し、一度手続きしてみることで抵抗感を減らしましょう。
日本では金融教育が十分されていないので、
『毎日苦労して仕事から得る給与収入こそが至高であり、それ以外の副業は悪、簡単で耳障りの良いものほど怪しい』
という呪縛に囚われている人が多いと言わざるを得ません。
もちろん大事なお金の話です、慎重に考え行動したほうが良いに決まっています。
とは言え、出来ない/やらない理由を探せばキリがなく、この発達した情報社会において入り口で思考停止するのは勿体ない。
これから始めようと思っている方も、すでに長年経験のあるベテラン投資家の皆様にも、
実は自己否定が最も難しく、自身の固定概念が一番の敵なのではないでしょうか、そんなお話でした。
それでは皆様、おやすみなさい。
自動やロボって聞くと漠然と不安を覚えるけど、AI技術やスマホアプリは何となく安心。
そんな気持ちになるのは自分だけでしょうか…?
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