QQQ vs VGT どちらを買いますか?

株式と投信

今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。🦌

ETF投資の中でも人気の高い「QQQ」と「VGT」。
どちらに投資すべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
実際どちらのETFにも、全力投資されている方をマルクは知っています。

同じテクノロジー関連のETFですが、その特徴や投資戦略には微妙な違いがあります。
今回は、それぞれの違いや投資のポイントを解説していきます。

QQQとVGTの基本情報

まずはQQQとVGTがどのようなETFなのか、基本情報をおさらいしてみましょう。

QQQ(Invesco QQQ Trust)

  • 連動指数:NASDAQ100指数

  • 特徴:NASDAQ上場の非金融企業約100社に投資。

  • 構成銘柄GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)を含む大型ハイテク企業中心。

  • 分散性:情報技術セクターが中心ですが、通信や一般消費財セクターも含まれています。

VGT(Vanguard Information Technology ETF)

  • 連動指数:MSCI USインベスタブル・マーケット情報技術セクター指数

  • 特徴:純粋に情報技術セクターの企業に特化したETF。

  • 構成銘柄Apple、Microsoft、NVIDIAなどITセクター銘柄が中心。

  • 分散性:情報技術セクターに特化しているため、セクター集中度が高いです。


パフォーマンスとコストの比較

QQQとVGTのパフォーマンスやコストを表で比較してみましょう。

比較項目 QQQ VGT
連動指数 NASDAQ100指数 MSCI US ITセクター指数
過去1年リターン 33.68% 35.30%
過去10年平均 19.10% 21.61%
経費率 0.2% 0.1%
構成銘柄数 約100銘柄 約300銘柄
集中度 GAFAM中心(分散型) ITセクター特化(集中型)
リスク 高め 高め(ボラティリティあり)

ポイント

  • リターン:短期・長期ともにVGTの方がわずかに高いリターンを示しています。

  • 経費率:VGTは0.1%と低コストで、長期投資に有利です。

  • リスク:VGTはセクター集中のため、ボラティリティが高い傾向にあります。

QQQVGTの過去パフォーマンスを見てみます。

↑うーん…10年単位で見ると結構差が出ているように見えますよね…

↑ちなみに過去5年間だとこう

そして過去1年間はこれ↓
うん、誤差だしやっぱり短期で見てはダメですねぇ💦


リスクとボラティリティの違い

両ETFともハイテク銘柄を多く含むため、一般的にボラティリティは高めですが、違いもあります。

  • VGTのリスク

    • 純粋に情報技術セクターに特化しているため、セクター全体の下落時には大きな影響を受けやすいです。

    • 上位3銘柄(Apple、Microsoft、NVIDIA)が全体の44.5%を占めるため、特定銘柄への依存度が高いです。

  • QQQのリスク

    • NASDAQ100指数に連動しているため、情報技術以外のセクターも含まれます

    • セクター分散がある分、VGTよりもリスクが抑えられる傾向にあります。

まとめると

  • VGTはセクター特化型のためリターンが期待できますが、ボラティリティも高いです。

  • QQQは広範囲に分散されており、あくまで2つの比較ではありますが、リスクが低い選択肢となります。


マルク的には断然こっち!

QQQがおすすめの投資家

  • GAFAMを含む有名大型企業に集中投資したい方。

  • 分散投資をしつつ、テクノロジー関連の成長を取り込みたい方。

  • ボラティリティを少し抑えながらも、安定した成長を目指す方。

VGTがおすすめの投資家

  • 情報技術セクターの成長に賭けたい方。

  • 長期投資でコストを抑えつつ、高いリターンを狙いたい方。

  • セクター特化型ETFで短期的なリスクを取る覚悟がある方。

例: 「QQQ」はAmazonやMetaなど幅広い業種も含まれるため、景気後退時にも他セクターの恩恵を受けやすいです。
一方、「VGT」は情報技術のみに集中するため、ITバブルのような急成長局面では強みを発揮します。

マルク的にはQQQ推し…ですが

マルク的にはS&P500で十分な市場インデックスを保有しているので、
どちらに対しても今すぐ追加投資したいかと言われると微妙です💦
(NISA枠では過去買っていますし、また買うかもですが)
敢えて買うならQQQかなぁ…それでも買う理由が見当たらないので、ちょっと考えちゃいますよねぇ

私は基本的に買う意義、意味、理由を考えてしまう上にPFはシンプルが良いです。
いろんなシンプルさがあるとは思いますが、VGTを買うとそれを補う形で他セクターも欲しくなりそうですよね。
特にTSLA, AMZNが入っていないのはちょっと痛い😵


まとめ

  • QQQはNASDAQ100指数に連動し、情報技術以外のセクターも含む広範な分散投資が特徴です。

  • VGTは情報技術セクターに特化し、高いリターンを期待できる分、リスクも高いです。

  • 経費率ではVGTが低コストで有利ですが、ボラティリティが高いためリスク許容度が必要です。

  • 投資目標やリスク許容度に応じて、どちらのETFを選ぶか判断しましょう。

最近は日本にいても優良な投資信託があって、
あえてETFを買う理由がない気がしています…

それでは皆様、おやすみなさい。
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