2024年の米国株はクリスマスラリるの？🎄

今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。🦌
もう11月も終わりますね。年末が近づくとなぜかソワソワした気持ちになるのは、わたしだけでしょうか？

2024年はアメリカ大統領選挙で共和党のトランプ氏が再び勝利し、株式市場にさまざまな影響を与えています。
そんな中で注目したいのが、年末にかけての「クリスマスラリー」です。
今年は果たしてクリスマスラリーが起こるのでしょうか？その背景や可能性を詳しく見ていきましょう。

🎄クリスマスラリーとは？

「クリスマスラリー」とは、12月末から新年にかけて株価が上昇する傾向を指します。
この現象は1950年以降、S&P500で約80%の確率で発生しており、ホリデーシーズンの楽観的な雰囲気や年末のポートフォリオ調整がその主な要因とされています。

この時期は投資家の心理が良好になりやすく、株価の上昇につながることが多いです。
そのため、「サンタクロースラリー🎅」とも呼ばれ、特に12月の最終営業日から新年の最初の数営業日にかけての株価の動きが注目されています。

過去のデータによると、S&P500は1950年以降の年末に平均して約1.3%の上昇を記録しており、クリスマスラリーの時期には多くの場合で市場が上昇しています。

クリスマスラリーが発生する理由としては、以下の要素が挙げられます。

投資家心理の改善: ホリデーシーズン中は投資家の気持ちが楽観的になりやすく、それが株価上昇につながります。
ポートフォリオのリバランス: 年末には機関投資家がポートフォリオ調整するため、株の買いが増える傾向があります。
ボーナスの再投資: 多くの投資家が年末のボーナスを利用して株式投資を行うため、需要が増加します。
流動性の変化: 休暇中は機関投資家の活動が減少し市場の流動性が変化しますが、これが株価にポジティブな影響を与えることもあります。(但しこれは逆も当然然りですので、あくまで一要因に過ぎないとマルクは思います）

これらの要因が重なり合うことで、クリスマスラリーが起こりやすい状況が生まれるのです。

（下図は1927-2017年までの9月～年末にかけての平均的な値動きの傾向）

では、直近の過去5年間ではS&P500がどんな成績だったか12月の月間騰落率を調べてみました。
（厳密には=クリスマス期間ではないけど、許してください…！）

ご覧の通り、2022年を除いて毎年上がっていたんですね…4/5でまさに80%という話でした。
もちろん期間を引き延ばせば、また結果は変わります。

マルク的には今年2024年も12月度は、アメリカ株価はプラスで引けるんじゃないかなぁって予想しています。
選挙戦も終わりましたし年明けの新大統領就任まで、大きな不確定要素が今のところ無さそうだからです。
もちろん地政学リスクはいつでも存在しますので分かりませんが…。

2024年の大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利しました。この結果、いくつかの政策が市場に影響を与えることが予想されています。まず、減税と規制緩和が掲げられています。
これらの政策は企業収益の増加を促し、株価📈上昇の要因となる可能性があります。

一方で、減税や歳出拡大により財政赤字が増加する懸念もあります。
財政赤字の拡大は長期的には金利上昇やインフレ圧力を招くためです。
株式市場にも不安定要因をもたらす可能性があるため、注意が必要です。

クリスマスラリーは多くの投資家にとって魅力的な機会となりますが、過度に楽観視するのはリスクも伴います。
今年の共和党勝利による政策期待が重なることで、市場は一時的に上昇するかもしれませんが、
長期的には不確実な要因も存在します。

加えて、クリスマスラリーはアノマリー要素もあります（=再現性が高いだけで科学的に保証されていない現象）
実際には共和党政権でも民主党政権下でも関係ないように見えますが、
過去データからすると選挙イヤー初年度は、共和党よりも民主党の方が上がっていた事実も見えてきます。

そのため、短期的な上昇に惑わされず、自身の投資目標に基づいたリスク管理を徹底することが重要です。
市場のボラティリティに対応できるよう、資産を分散させるなどの対策を取ることをお勧めします。

お正月ラリーと節分ラリーとおひなさまラリーも欲しい…

それでは皆様、おやすみなさい。
↓米国株アイコン押して下さいませm(__)m