今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。🦌
【本記事では銘柄の話は出てきません】
先輩ブロガー様方にならい、マイPFの公開記事を作成するべく証券口座の画面キャプチャなど準備中です。
その前にあえて、昔見て印象に残ったブログタイトル:理想の投資運用ポートフォリオというテーマで書きたいと思います。
そもそも理想のポートフォリオって何?って話ですよね。
理想像を持つためには、自分がどのくらいリスクを取れるのか、投資の目標、自身の嗜好、そして今の市場の動きを考えることが大切です。この記事では、それぞれのポイントについてわかりやすく説明し、私の考えも交えながらお伝えしていきます。
リスク許容度を理解する〽
一般論としてはまず、自分のリスク許容度を理解することが大切と言われています。
リスク許容度とは、自分がどのくらい損失に耐えられるかを表すものです。大きくリスクを取って更に大きなリターンを狙うのも良いですが、そのリスクがストレスになるようなら、もっと安定した構成にするのも大事です。
年齢、収入、資産額、投資経験などによってリスク許容度は異なります。
例えば100万円投資した際に、評価額が80万円まで下がっても平気ですか?
70万円なら?もし50万円になったと言われても平然としていられるでしょうか?
もう二度と100万円相当の価値に戻る保証はどこにもありません。
マルクの考えとしては、ポートフォリオを組むときに感じているリスクがそのまま=耐久度ではないと思います。
大切なお金を自分の見知らぬところへ投じようと、勇気ある決心をした瞬間だからです。
投資家としてハイになっている状態とでも言いましょうか、誰も買った翌日に大暴落が来ることなどは想像していません。
しかしこんな事を言う私ですが、私も過去、何度も暴落を経験しています。
実際に急落して40%程度評価額が減ってしまったときは絶望しました。
そんな時に私の取った行動はただ一つ、
秘技『いまのは見なかったことにするの術』です。
決してふざけている訳ではなく、本当に真顔でそっとスマホやPCブラウザを閉じて投資から離れます。
少し飛躍したことを話します。株式に限らず投資全般に言える事ですが、我々投資家が金融商品を買った後に出来ることって何でしょう?答えは更に買うか売ることだけです。つまり暴落を受けて傷心のまま売って損失を確定させるか、更に買い増して平均取得金額を下げるかの2択です。
どちらの行動を取っても構いませんが、上記の様な心境で自分にとって、最善な判断をするのは非常に難しいものです。
自分のPFが完成している確信があれば、たとえ何十%下落しても
『最善を尽くしたのだから、これ以上は何も出来る事がない程の理想ポートフォリオなのだから』
と考えるべきだし何もするべきではない、というのが私のリスク許容度です。
好きか嫌いかではなく、投資目標に基づいた戦略🎯
また世間的によく言われるのは、投資目標を明確にし、それに基づいてポートフォリオを作ることも大切です。
→ 例えば、老後のためにお金を増やしたい場合、長期的にリスクの高い株式を多く持つのが良いです。
→ 一方で、家を買うためなど短期間の目標がある場合は、安定した債券や預金を中心にする方が良いでしょう。
マルクの考えとしても何のために投資しているのかを今一度しっかり考えるべきです。目標がはっきりしていると、それに合った戦略が見えてきます。好きだからという感情的な理由で銘柄を買うのではなく、長く続けられるように、自分の目標に合った構成を考えましょう。
しかし例えば、よく高配当株式投資vsインデックス投資、の様な記事を散見します。
個人的にはあまり意味のない比較だと思っています。定期的なインカムゲインが欲しくて投資を始めたのであれば、先ずは配当株に限定するのではなく、自身の理解・実践可能な範疇でインカム利益を最大化できる手段を模索しましょう。
そもそも本当に株である必要はあるのでしょうか?
もちろんインデックスの定期売却でも良いし、REITや債券だって悪くないかもしれません。
ちなみに上記では目を引くワードは利益最大化かもしれませんが、私の思う最重要項目は実践可能な範疇の部分です。
投資ブログを読んでいると、ついついセオリーに沿った論調が多くなりがちです。
しかし実際に行動を起こすのは私たち人間であり、必ずしも理論通りに行動を取れる人ばかりではありません。
仮に大暴落時、保有しているインデックス投資銘柄を焦って狼狽売りしてしまう性格であれば(これが良い悪いではなく)
もしかしたら、インデックス投資よりも淡々とインカムを出してくれる配当銘柄に救われるかもしれません。
投資はあくまで自己実現するための手段に過ぎません。
急がば回れとは少し違うかもしれませんが、自身の行動の最適化=資産の最大化 だと考えています。
誰が言ったから~とか、計算上は間違いないから~という理由だけで投資戦略を決めるのは止めて、
自分にとって最も心地よい投資を見つけ、深く納得するまでじっくりと考え、後はそれを疑わずに継続しましょう。
何にしても投資するのがゴールではなく、そこからがスタートであり長い付き合いになるのですから。
資産クラスのバランス💲
有名投資家がポートフォリオを作る際は、さまざまな資産をバランスよく持つことが大切であると説きます。
株式、債券、不動産(REIT)、現金などを組み合わせることでリスクを分散させます。例えば、20代や30代の人は、株式を80%、債券を20%にする「積極型」のポートフォリオが良いとされています。一方で、50代や60代の人は、より安定性を重視し、債券や現金の割合を増やした「安定型」のポートフォリオが適していると聞きますね。
マルクの考え:ポートフォリオは自分だけのオリジナル作品です。資産のバランスを考えるのも楽しさの一部です。
ただし、今のところ私は自分の手の届く投資対象のなかで外国株式を一番よく理解しているつもりです。
他の資産を加える余地はありません。その一方で、常に柔軟性だけは持ち合わせておきたものです。
いつか理解度を深め自分の考えを変えて、ビットコインやその他暗号資産なども取り入れてみたいと思っています。
分かるものを分かっている分量だけ、真摯にポートフォリオに組み込む、が私の投資方針です。
有名投資家と同じパフォーマンスを出したいのなら、そのままコピーするのが良いのだと思います。
但しその方と年齢・性格・貯金・収入や嗜好が異なるのにポートフォリオだけ真似するのは本当に意味があることでしょうか?
クローンでもないのに投資の神様がそう言うから、というのは安直です。
リスク許容度と同じ話になりますが、大暴落時に感じる絶望感は、有名投資家と貴方とでは違う感じ方をするはずです。
つまり例えば年齢20代で債券投資しても良いし、60代70代が積極的な株式投資しても何も問題ありません。
むしろ年齢的に消費意欲が落ち着いている、焦って稼ぐ必要のない高齢者ほど余剰資金を使った長期投資に向いている、
と言ってもいいくらいだと個人的には思います(健康寿命はまた別の話です)
〇歳の人はではなく『〇歳の自分は』で考えられるマインドを持ちましょう。
2024年の投資トレンド
2024年は、新しいNISAを使った株式投資やAI関連技術への投資、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視する企業への投資が注目されてきました。また、新興国市場への投資も人気が高まっており、特に若い人や投資初心者が増えています。新しいNISAの制度が広がり、全世界株式投信「オルカン」への資金が増えていることも注目です。
マルクの考え:新しい投資のトレンドを追うことも大事ですが、最も大事なのは前述のとおり『自分が理解できるものに投資する』ことです。もし分からなくなったら、それが売るタイミングかもしれません。
新興国市場に投資される方、なぜ投資するかの理由をいくつあげられますか?
その内いくつの理由が論理破綻した場合に売りますか?
トレンドで投資を決めた株は、もしかしたらまた意図せずトレンドで売ってしまうかもしれませんね。
まとめ
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リスク許容度を理解し、自分にとって心地よい投資スタイルを見つけることが大事です。
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自分のコントロール可能な領域を理解したうえで『何もしない』が正解な時もある
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自分だけの投資目標を明確にし、それに基づいた戦略こそが理想PFです。誰かに評価をゆだねるのは止めましょう。
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リスクは市場にあるのではなく、ポートフォリオを決定した根拠のブレに生じるものです。買った時の自身の判断は今でも真っすぐ正しいものかどうか、定期的に振り返り自分と答え合わせをしましょう。
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2024年の投資トレンドも意識しながら、自分が理解できるものに投資しましょう。
『昨日までのマイポートフォリオは今日まだ通用するもの?』
自己確認できていれば、それが理想の形なのかも。
それでは皆様、おやすみなさい。
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