なんか気になるS&P10投資信託(S&P500トップ10インデックス)

株式と投信

今日も皆さまお疲れ様です、マルクです🦌

投資に興味を持つと、まずよく耳にするのがS&P500指標です。
その中でも、時価総額上位10社に特化したS&P10インデックスをご存じでしょうか?
これらの企業は、米国経済を牽引する巨大企業であり、成長性やリターンの高さが魅力的です。
その10社にフォーカスを当てた投資信託が今年2024年に誕生したのです。

今回は、このS&P10インデックスについて詳しく掘り下げ、どのような投資家に向いているのかを考えてみたいと思います。

Tracers S&P500トップ10インデックスの基本情報と特徴✨

Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式、以下S&P10)は、
米国のS&P500指数に含まれる時価総額上位10社で構成されています。
具体的には、以下のような特徴を持っています。

  • 運用会社:日興アセットマネジメントが運用を担当しています。

  • 設定日:2024年5月16日に設定されました。

  • 基準価額:直近の基準価額は12,536円で、過去半年ちょっとで+25%の上昇となっています

  • 信託報酬:年率0.10725%(税込)と低コストで運用可能です。

  • 投資対象:米国のS&P500指数構成銘柄のうち、時価総額上位10社の株式に集中投資します。

構成銘柄の魅力📊

2024年末時点の構成銘柄には、以下のような企業が含まれています。

  • マイクロソフト(MSFT):クラウドサービスやソフトウェアのリーダーとして、安定した成長を続けています。

  • アップル(AAPL):iPhoneやMacなどのハードウェアに加え、サービス部門の成長も注目されています。

  • エヌビディア(NVDA):AIやゲーム分野のGPU開発で圧倒的なシェアを誇ります。

  • アマゾン(AMZN):eコマースとAWS(クラウドサービス)を中心に、多角的な収益源を持っています。

  • テスラ(TSLA):電気自動車市場のリーダーであり、エネルギー事業への拡大も進行中です。

これらの企業は、テクノロジーや消費財など、米国経済を代表するセクターで活躍しており、
株式市場全体に対する影響力が非常に大きいです。

投資信託のパフォーマンスとリスク⚠

S&P10インデックスは、集中投資による高いリターンが期待される一方で、いくつかのリスクも伴います。

  • リターン:これまでのパフォーマンスは、S&P500全体よりも高いリターンを記録することが多いです。
    ただし、構成銘柄の業績に強く依存するため、特定企業の業績悪化がインデックス全体に影響を与える可能性があります。

  • リスク:集中投資により分散効果が薄れるため、市場全体のボラティリティに対して敏感に反応します。
    また、テクノロジー企業が多く含まれるため、セクター特有のリスクも注意が必要です。

S&P10が向いている投資家🌞

S&P10インデックスは、以下のような特徴を持つ投資家に向いています。

  • 高リスク・高リターンを求める投資家:集中投資の特性を活かし、大きなリターンを狙いたい人。

  • テクノロジー分野に関心がある人:構成銘柄の多くがテクノロジー企業であるため、この分野の成長を信じている投資家に適しています。

  • 短期トレンドに敏感な人:市場の変動を活かして短期的な利益を狙いたい人にも向いています。

  • 低コスト運用を重視する人:信託報酬が低いため、コストを抑えた投資が可能です。

類似の?インデックスであるS&P500, S&P10, マグニフィセント7FANG+の投信を並べてみました。
過去半年の超短期チャートですが、こうしてみると本当に見事なまでに同じ値動きですね…
まぁ実際同じような銘柄の集まりなので当然なのですが💦

今年は上昇基調だったので良いですが、これが逆に株価下落の一年だったとすると…ヒィ😥
単純比較はできませんが、SP500よりリターン欲しいけど、FANG+程のリスクは取りたくない人向け…カナ??w

注意が必要なポイント❗

S&P10インデックスは魅力的な選択肢ですが、以下の点に注意が必要です。

  • 分散投資の不足:トップ10企業に集中しているため、セクターや地域の分散が不足しており、リスクが高まります。

  • 構成銘柄の見直し:毎年構成銘柄が見直されるため、継続的に業績や市場動向を確認する必要があります。

  • テクノロジーセクターへの依存:特定セクターの不調がインデックス全体に影響を与える可能性があります。

まとめ

  • S&P10インデックスは、時価総額上位10社に特化した投資信託で、高い成長性とリターンが魅力的です。

  • 集中投資によるリスクが伴うため、適切なリスク管理が重要です。

  • 投資家の目的やリスク許容度に応じて、S&P10が適しているかを検討することが求められます。

マルク的には進んで買う対象にはならないけれど、

信託報酬コストが意外と安いのはよいと思います!

それでは皆様、おやすみなさい。
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