今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。🦌
皆さまご存じのオルカン(全世界株式)は、多くの投資家から「理論上最強」とされる投資商品です。
その理由は、分散投資の効果、低コスト運用、長期的な成長性にあります。
本記事では、オルカンの特長や投資におけるメリット・デメリットを詳しく解説した後に、
なぜマルクは投資していないかも含め、書いていこうかと思います🌟
🌍理論上最強とされる理由
全世界株式への分散投資
オルカンは、世界中の株式市場に分散投資を行う商品です。具体的には、
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスや
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
に連動する形で、米国、ヨーロッパ、日本、新興国など、約85%の市場をカバーしています。
この広範な分散により、特定の国や地域への依存リスクを抑えつつ、世界経済全体の成長を享受できます。
低コスト運用
オルカンの信託報酬は非常に低く、例えば「eMAXIS Slim 全世界株式」の場合、0.05775%という水準です。
この低コストは、長期投資において大きなアドバンテージとなり、複利効果を最大限に活かすことが可能です。
効率的フロンティアへの接近
現代ポートフォリオ理論(MPT)に基づくと、オルカンのような全世界株式への投資は、リスクを最小限に抑えながら最大限のリターンを追求できる「効率的フロンティア」に位置します。
特に、資本資産価格モデル(CAPM)では、オルカンは理論的に最も効率的なポートフォリオとして評価されています。
市場環境への適応性
オルカンは、現在強い米国株市場の影響を受けつつ、新興国や他の先進国市場が成長する場合もその恩恵を受けられます。
この柔軟性が、長期的な成長の鍵となるのです。🌎
💹実績と将来性
過去数年間で、オルカンは安定したリターンを提供してきました。
例えば、2024年8月時点で「eMAXIS Slim 全世界株式」の平均利回りは年率16.22%と非常に高い水準です。
この実績により、長期資産形成の手段として多くの投資家から支持されています。
オルカンは、新NISAの導入によってさらに注目を集めています。
全世界経済の成長に連動するこの商品は、長期的な資産形成において非常に有効です。
市場の上下動にも対応できる分散投資の効果により、成長を続けられる可能性が高いです。⏳
<価格の推移(直近10年・2014年5月1日=100とした場合)>
出典:Money Plus
🦌考慮すべきリスクとマルクが買わない理由
利回りの低下
オルカンは分散投資によってリスクを軽減しますが、特定の市場に集中投資する場合と比べて利回りが低下することがあります。特に、米国市場が好調な場合には、米国株特化型のファンドと比較してパフォーマンスが劣る可能性があります。⚠️
また、新興国市場のボラティリティや経済不安定性の影響を受けるリスクがあります。
このため、短期的な損失を被る可能性があることを認識しておく必要があります。
買わない理由
ここまで自身で書いて、改めてオルカンの凄さを実感しています。
正直に言えば、理論上最適解なのですからこれ以上の反論もなく議論は終了ですね😉
しかし敢えて私は買ってないのです。
自分なりに、なぜ今からでも保有銘柄を売ってVT(あるいはオルカン投資信託)を買わないのかを以下に整理します。
①米国株以外のことはよく分からないから
②情報量の多い地域(≒正しい、ですが😅)に投資したいから
③新興国という地域の括りではなく、個別の企業で追加購入したいから
④分からない事をそのままにするクセがついて、投資感が鈍ってしまいそうだから
⑤つまり心穏やかに、気持ちよく投資を継続できる自信がないから
とまぁ色々述べましたが、結局のところ『私の理想ポートフォリオ論に反するから』これに尽きます。
興味がある方はぜひ、↓こちらもご一読いただければ❗
まとめ
-
オルカンは全世界株式に分散投資を行い、特定市場への依存リスクを抑えられます。
-
信託報酬が低く、長期的な資産形成におけるコストの影響を最小化できます。
-
「効率的フロンティア」に近い投資商品として、理論上最強のポートフォリオとされています。
-
利回りの低下や新興国リスクといったデメリットも慎重に考慮する必要があります。
- マルクは分かるものだけを買っていくよ!🦌
VOOやその他の個別株を全部売って、VT1本だけにしたよ!
って方いらっしゃいましたら、コッソリ教えてください…🤭
それでは皆様、おやすみなさい。🌙
↓米国株アイコン押して下さいませm(__)m
コメント