本年も大変お世話になりました🙇‍♀️~2024年米国株を振り返る~

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今日も皆さまお疲れ様です、マルクです🦌

2024年も終わりが近づきました。
今年も多くの出来事がありましたが、特に米国株市場の動向は投資家にとって目まぐるしいものでした。
本記事では、2024年の米国株市場を月ごとに振り返りながら、注目の出来事や銘柄について詳しく解説します。
今年の振り返りを通じて、2025年の投資計画を立てるヒントをお届けします。

2024年の月ごとの振り返り📅

(12/28 YTD)ドルベースのS&P500チャート。見事な右肩上がりでしたね!

1月: 新年の好調なスタート

2024年の幕開けは堅調でした。NASDAQがテクノロジー株の上昇に支えられ、大きな伸びを見せました。
特にエヌビディア(NVDA)やAMDは、AI需要の高まりを背景に好調でした。
また、電気自動車(EV)関連株も、新モデルの発表や市場拡大への期待感から投資家の注目を集めました。

さらに、サステイナビリティに注力する企業が注目され、テスラ(TSLA)の新しいEV充電技術の発表が市場を活気づけました。この動きは、テクノロジーと環境意識が融合した未来志向の投資テーマを強調するものでした。

2月: インフレ懸念の再浮上

2月はインフレ率の再上昇が話題となり、株式市場は不安定な動きを見せました。
特に金利上昇が金融セクターに影響を及ぼしましたが、大手銀行のJPモルガン・チェース(JPM)は堅調な業績を発表し、
市場を支えました。
一方、再生可能エネルギー関連株は政府補助金政策の恩恵を受け続け、安定したパフォーマンスを維持しました。

住宅市場では、金利上昇の影響を受けつつも新規住宅建設が堅調であり住宅関連企業のレナール(LEN)が注目されました。

3月: FRBの金利政策とエネルギー株の躍進

3月はFRBの利上げペースに注目が集まりました。同時に、エネルギー株が大きく上昇しました。
エクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)は、原油価格の回復を背景に好調でした。
また、グリーンエネルギー関連株も、政府の補助金政策やインフラ投資の追い風を受けて堅調な動きを見せました。

市場全体では、AI技術の進展がテクノロジー業界全体を押し上げ、企業の業務効率化を支援する新興企業が注目されました。
クラウドサービスを提供するセールスフォース(CRM)は、次世代AI機能を発表し、その成長性が評価されました。

4月: 決算シーズンの盛り上がり

4月は企業の決算発表が相次ぎました。特にアップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)といったハイテク大手が予想を上回る業績を報告し、株価を押し上げました。また、消費財セクターでは、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が好調な売上を発表し、注目を集めました。

さらに、AIの需要拡大がクラウドセクター全体を活気づけ、企業が効率化を図る動きが投資家心理を刺激しました。
このトレンドは、中小企業向けサービスを提供する企業の株価上昇につながりました。

5月: セル・イン・メイの影響

「セル・イン・メイ」の格言通り、5月は調整局面に入りました。小型株が特に影響を受けましたが、テスラ(TSLA)の新型EV発表は市場にポジティブな刺激を与えました。
一方で、投資家は慎重な姿勢を維持し、安全資産へのシフトが見られました。

また、インフラ関連の投資が注目を集め、建設セクターや素材株が堅調な動きを見せました。
カタピラー(CAT)のような重機メーカーは、新規プロジェクトの増加に伴い好調な業績を発表しました。

6月: テクノロジー株の復活

6月はテクノロジー株が市場を牽引しました。
クラウドサービス関連のセールスフォース(CRM)やアマゾン(AMZN)は、堅調な業績を背景に株価が上昇しました。
投資家のリスク選好が戻り、市場全体が活気づきました。

半導体関連では、エヌビディア(NVDA)がAI需要の拡大を背景に驚異的な成長を遂げ、株価は過去最高を記録しました。このトレンドは、ハイテク業界全体にポジティブな影響を及ぼしました。

7月: 夏季の安定相場

夏の取引量が減少する中、7月は比較的安定した動きを見せました。
ディズニー(DIS)が新作映画の成功を背景に株価を上げたことが話題となりました。
また、旅行関連株も需要回復の期待から注目を集めました。

航空業界では、デルタ航空(DAL)が国際線需要の回復を受けて好調な業績を報告しました。
この動きは、旅行セクター全体の回復を示唆するものでした。

8月: 雇用統計に注目

8月は経済指標が多く発表され、特に雇用統計が市場の注目を集めました。
リセッション懸念が高まり、市場は慎重な動きを見せつつも、労働市場の堅調さが経済の安定感を示しました。
この影響で、一般消費財セクターが強い動きを見せましたが、指数としては10%程度の下落がありました。
この程度では調整とも言えませんが、短期的には結構下げたなぁと思ったのを覚えています。

リテールセクターでは、ウォルマート(WMT)がオンライン販売の好調さを報告し、小売業全体を押し上げました。
また、スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)も堅調な業績を示し、消費者信頼感が高まる中で株価を上昇させました。

9月: 秋の再活性化

9月は秋の訪れとともに、株式市場が再び活気を取り戻しました。
特に、消費関連株が好調で、ターゲット(TGT)が堅調な業績を発表しました。
これにより、小売セクター全体が上昇基調となりました。

テクノロジーでは、アップル(AAPL)が新型iPhoneの発表で市場の注目を集めました。
このイベントは、ハイテク株全体の活性化につながり、投資家心理を改善しました。

10月: 決算シーズンが再び注目

10月は決算発表シーズンに入り、特にテクノロジー企業が注目されました。
マイクロソフト(MSFT)はクラウドサービスの成長を示し、株価が急上昇しました。
一方、ソーシャルメディア大手のメタ(META)も広告収益の回復を発表し、株価を押し上げました。

製薬業界ではファイザー(PFE)が新薬の承認を受けて好調な業績を発表し、防御的なセクターとしての強みを再確認させました。

11月: 史上最高値を更新

11月は米国主要3指数が史上最高値を更新しました。トランプ大統領の再選後、景気刺激策への期待が高まりました。
一般消費財や金融セクターが大きく値上がりし、市場全体が活気づきました。

不動産セクターでも、金利の低下を背景に住宅市場が活発化し、関連銘柄が恩恵を受けました。
例えば、レナール(LEN)のような住宅建設企業が堅調な成績を収めました。

12月: 年末商戦と堅調な動き

12月は年末商戦が活発化し、特にeコマース関連株が注目を集めました。
アマゾン(AMZN)はホリデーシーズンの売上記録を更新し、S&P500全体を押し上げました。
ソフトランディングの期待も相まって、株価は安定的に推移しました。

インフラ投資関連の銘柄も底堅い動きを見せ、2025年への期待が高まっています。

1年間のSP500企業別の騰落率。いろいろと錯覚してしまうけど、やっぱり個別株は難しい💦

マルクの個人的な振り返り🦌

  • 2024年、あらためて新NISAが始まり、今まで以上に日本人が投資に興味を持ち始めたという喜びを感じています!
    (職場の同僚からも自然と投資が~という話が出やすくなっていると実感します、わたしからは話題にしませんがw)

  • 円安と米国株上昇の波に順張りで乗れたので、自身の投資のパフォーマンスも大きく改善しました📈
  • つい最近の出来事ではありますが、今年は何よりも本ブログを始めたことがひとつの変化点です。
    文章を書くこと自体もそうですが、SNSにハマる人の気持ちがよくわかりました😂

  • その影響もあってか、色々な調べ物をする時間が増えました。先入観ばかりをもつのではなく、時には自分の知らなかった事を素直に取り入れてみようという考えも出てきました。(来年は暗号資産、やってみようかな!とか)

2024年の振り返りのまとめ🎯

  • テクノロジー株が市場を牽引し、特にNVDAやAAPLが目立つ活躍を見せました。

  • FRBの金利政策が市場に大きな影響を与えましたが、全体的には堅調な1年となりました。

  • 消費財やエネルギーセクターが年後半に強いパフォーマンスを示しました。

  • トランプ大統領の再選や政策の影響が市場の活気を押し上げました。

昨年の年末に出ていた2024年株価予想を見てると、

いかに未来が不確定なものなのか、改めて実感するよね。

それでは皆様、どうか健やかで良いお年をお迎えください🎄

来年もどうぞよろしくお願いします!
↓米国株アイコン押して下さいませm(__)m

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