📜昔話からでしか得られないスキルもある

雑記

今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。🦌

ときどき少し古いニュース記事を読むのが好きです。
必ずしも再現性がある訳ではありませんが、投資の世界では過去の出来事から学ぶことが非常に重要です。
2018年10月に米国株市場が急落した際、多くのアナリストが将来の相場を予想し、断言し、そして見誤りました。
この経験から、私たちは何を学ぶことができるのでしょうか。

📉2018年の米国株急落から得られた教訓

2018年10月、多くのアナリストは米国株がピークに達し、下落に向かうと予測しました。
その後、年末までは原因不明(と多くのプロ曰く)の株価下落が続きました。
ここで当初のウェブ記事を引用させて頂こうと思います。

過去50年の歴史が語る「米国株はピークアウト」 兆しは消費者信頼感指数にあった
記事公開日 2018/10/12 10:33
引用元: https://moneyworld.jp/news/06_00016962_news

世界を襲った株安の連鎖。11日の米国株式市場でS&P500種指数は2728.37と前日から比べると2%(57.31)安。世界が1日かけて10日の米国株安を織り込んだ後で、また売られた。「新たな売り材料は出ていない」(米国みずほ証券)中での株安は、不安を一段と大きくする。「押し目買いする人がいたら会いたい」(外資系証券セールス)との声が漏れるほど、投資家心理は冷え込んでいる。

「一番こわいのは、米国株が特段の売り材料もなく急落していること」。ある市場関係者が不安をのぞかせる。VIXショックと呼ばれる2月の株安時は「犯人」を特定できたが、今回はわからないという。市場参加者が神経をとがらせている米金利も、ここ数日で急に上昇が加速したわけではない。「明確な理由がない以上、米国株がピークアウトしたと判断すべきかもしれない」と話す。

■米消費者信頼感指数とS&P500種指数の推移

ピークアウトの兆しはあった。この市場関係者がデータとして挙げたのが、9月下旬に米調査会社が発表した米消費者信頼感指数。9月は18年ぶりの高水準だが、過去50年を振り返ると、いまの水準はほぼ上限。一段の上昇は見込みにくい。さらにいえば、ピークを付けたタイミングが株価の天井となり、ほどなく景気後退に突入している。

>「明確な理由がない以上、米国株がピークアウトしたと判断すべきかもしれない」と話す。

>「明確な理由がない以上、米国株がピークアウトしたと判断すべきかもしれない」と話す。

>「明確な理由がない以上、米国株がピークアウトしたと判断すべきかもしれない」と話す。

 

ふむふむなるほどですね、当時は確かに本当にそんな空気感だったのだと思います。
上記だけではなく、どのメディアも多かれ少なかれ同様でしたし、
この先10年間は株価回復が見込めない、世界大恐慌が来るとすら言っていました。

しかしその結果がどうなったかと言えば、株価はその数か月後に底をつけて、更にその数か月後には元通り。
そこからはずみをつけて大きくV字回復し、翌年には当時の史上最高値を更新しました。

この出来事から得られる教訓は『やっぱり米国株最強❗✨』ではなく、
株価の短期的な変動に一喜一憂しないことの重要性です。

短期的には何が起こるか分からなくても、長期的に見れば一時の急落に過ぎないことの方が多いのです。
感情に流されてパニック売りをすることは避けるべきですね。
冷静に市場を見守り、長期的な視点で投資することが大切です。

🔄ランダムウォーク理論を意識すること

「🔄ランダムウォーク理論」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、株価の動きがランダムであり、未来の価格を正確に予測することが不可能であるという理論です。
2018年の米国株の急落とその後の回復も、このランダムウォークの一例といえます。

投資家として重要なのは、未来を予測することに固執するのではなく、市場のランダム性を理解し、それに対して適切に対応することです。市場は予測不可能であるという前提に立てば、感情に左右されず、冷静な判断ができるようになります。

📚昔話から得られる人間の心理

📚昔話には人間の心理や行動のパターンが凝縮されています。
投資の世界でも、昔の市場動向や過去の出来事を学ぶことで、人間がどのように反応し、どのような心理で行動するのかを理解することができます。

例えば、急落した際に多くの人がパニックに陥るのは、昔から変わらない人間の心理です。
この心理を理解し、冷静さを保つことで、他の投資家よりも有利に立ち回ることができるのです。昔話や過去の相場から学ぶことは、こうした人間の心理を理解し、自分の投資行動に活かすための重要な手段です。

多くの投資家は未来を予測しようとしますが、これは非常に難しいことです。
再現性があるかどうかに関わらず、過去の出来事から得られる教訓は、今後の投資に役立てることができます。過去の経験を元に、自分なりの投資スタイルを確立することが成功への道となるでしょう。

📝まとめ

  • 📊過去の相場から学ぶことで、今後の判断に役立てることができる

  • 2018年の📉米国株急落から学ぶべきは、短期的な変動に一喜一憂しないこと

  • 🔄ランダムウォーク理論を理解することで、未来の予測に固執せず冷静な判断ができる

  • 📚昔話や過去の出来事から人間の心理を理解することが大切

  • 🔮未来を予測するのではなく、過去から学ぶことに重きを置くべき

株式市場は常に変動しています。そして、多くの場合、その変動には過去から学べる教訓が隠されています。
株式投資の未来を正確に予測することはできませんが、過去の出来事については答え合わせが可能です。
市場がどのように反応するか、投資家がどのような行動をとるかについて知識を深めることができます。
これは株式投資において非常に重要なスキルだと思うのです。

予想が当たった場合、人はその結果を約70%の確率で覚えているのに対して、
外れた場合は40%程度しか記憶に残らないというデータがあるんだって。

それでは皆様、おやすみなさい。
↓米国株アイコン押して下さいませm(__)m

 

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