私の投資遍歴(後編)

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今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。

先日の記事に引き続き、今回は「私の投資遍歴(後編)」についてお話ししたいと思います。

社会人として働き始めてからの経験、迷走した時期、そして現在に至るまでの投資について振り返ります。
これまでの道のりが、皆さんにとって少しでも役立つ情報になれば嬉しいです。

26歳: 社畜開始ナイトメア期🌌

それなりの国内大手企業に就職して数年、社会人としての生活が始まりました。
しかし、毎日の残業に疑問を感じるようになりました。
・「何のために残業しているのだろう?」
・「なぜ毎日仕事をしないといけないのだろう?」
・「お金があれば仕事を辞めて良いのだろうか?そもそもお金って何だろう?」
という疑問が頭を離れず、ネット検索したり図書館でお金に関する本を読み漁るようになりました。

(貯金は約150万円)

28歳: 迷走時期ランナウェイ🤸

人生の脱出ゲーム期と言い換えても良いかもしれません。

・自己啓発セミナーに通ったり(今思えば詐欺まがいだったかもしれません)
・不動産投資の集いに参加してみたり(当然買えるだけのお金なんてありません)
・ブックオフで古本やCDを購入して、綺麗に仕立てて別の場所へ転売しにいったり
・また、クレジットカードのポイントにもこだわり、1円でも節約する方法を模索したり

とさまざまなことに手を出し始めました。

この頃から少しだけ株式投資も始めましたが当然のごとくうまくいかず、むせび泣く日々が続きました。

(貯金は350万円くらいでした)

30-35歳: 大金策時代🌍⚓

30歳から35歳にかけて、仕事で海外駐在を命じられました。幼少期以来、再び国外での生活が始まりました。
驚いたことに駐在員手当てをはじめ、日本では考えられなかった恩恵を受け、お金の力を改めて実感しました。

また、とある時に現地の同僚から「貴方はなぜキャッシュを貯めるの?その1ドルは来年も、10年後も1ドルのままなのに?」と言われ、自分の資産管理方法が間違っていたことに気づかされました。

この頃でしょうか、初めて「FIRE」という言葉を耳にしました。
現地のFIREの概念は厳密には日本のそれとは少し異なるものでしたが、20代にひそかに考えていた葛藤はやっぱり周りも考えていたことなんだ、と少し安心したのを覚えています。

そこで、現地でいろいろな投資セミナーに参加しましたが、なぜかREIT(不動産投資信託)や高配当株式、商品先物などの投資を勧められ…素直に実践しましたが、大きな利益は得られませんでした。
>> 今思えば最初にアンケートを受けた記憶があります。どんな人生を送りたいか、みたいな。きっと私だけではなく多くの人は職に依存せず、仮に失職してもお金に怯えなくても済む、安定したインカムを希望するのでしょう。
アンケートに誘導されたのではなく、自らそういう投資を希望したのですね。

帰国後の貯金額は増えたものの、投資運用での利益ではなく円安時期に現地通貨を日本円に換金したことによるもので為替の影響が大きかったと思います。

(貯金は帰国時で1800万円)

現在アラフォー: そして絶望社畜ライフへ🎊

現在、気がつけば中年の仲間入りを果たしました。
色々あって、不動産関係のIT企業へ転職し、現在は中間管理職をしています。
我ながら、自らいばらの道を選んで歩んでいると感じることが多いです…

投資については、現在は米国市場インデックス投信を中心に資産を運用しています。
ありきたりなオチですみません。しかし思い返せば、

  • 日本を出て、子供の頃学生目線で最も成長を感じられた社会(バイアス込み)
  • 社会人になってから日本とそれ以外の場所で自活した労働者、消費者経験
  • FXやREIT、コモディティや債券投資の失敗から得た人生観

上記どの実体験を振り返っても、自身の資本を投じるべき先が日本通貨(円)だけでは不十分と確信しています。
消去法だけで至った結論ではないので、詳細はいずれどこかで別記事作成したいと思います。

結局のところ、私がFIREを目指しているのかと問われると自分でもよく分かりません。
金額的にはまだまだ現実的ではありませんし、そもそもFIREは状態を指すものだと思います。
自分だけのFIRE像を持つという意味では、きっと誰しもが目指すべきなのでしょうね。

しかし自分の世界を広げるためには資産があったほうが選択肢は多く、沢山持っていたほうがより良いものだと考えています。

(資産額はポートフォリオで公開予定)

まとめ

  • 26歳で社会人生活を始め、残業に疑問を感じながら、お金について学ぶようになりました。

  • 28歳頃は迷走期で、自己啓発セミナーや不動産投資の集いに参加し、株式投資でも失敗しました。

  • 30歳からの海外駐在時代に現地の投資文化や資産管理について学びましたが、利益を上げることはできませんでした。

  • 現在は不動産関係のIT企業で働きながら、米国インデックス投信を中心に資産運用を行っています。

多くの日本人にとって、投資することで給与所得の代わりを得たい感情は呪縛の様なものだと思う。

でも意外に海外にも同じ考えの人はたくさんいました。

働きたくない意識ってきっと人間の本能的なものなのね。

それでは皆様、おやすみなさい。
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