📈【銘柄３選】コロナ過で購入した株（後編）

今日も皆さまお疲れ様です、マルクです。🦌
先日の記事の続きでございます。

最後に書きました通り、2020年は暴落が来てほとんど放心状態でしたが、

・実際に購入した銘柄、投資金額
・その後の株価パフォーマンスとトータルリターン
・今からでも可能な、再現性のある投資方法

今日はそんな話を少ししようかと思います。

購入銘柄３選💰
ここまでのトータルリターン📊
自身の行動振り返り、今後への活用とか✨
まとめ

購入銘柄３選💰

結論：わたしが当時購入を決意したのは$ARCC, $ORCC, $PSECの3銘柄で、50万円ずつ買いました。

2020年の実際の楽天証券購入履歴

それぞれの銘柄紹介はまたいつか書こうと思いますが、
ざっくり言えばアメリカのビジネス開発会社（BDC）であり、主に中小企業や新興企業への融資を行っています。
BDCは利益の90%以上を配当として分配することで法人税の免除を受ける特殊な法人形態を持ち、
ゆえに高い配当利回りを実現しています。
　→3銘柄については2021年に新規買付停止しているため、現在日本の大手ネット証券口座で買う事は出来ません

ということで、買ったのは配当銘柄でした（=厳密には配当ではなく分配）
当初の株価だと確か税引き後でも10-15%程度の配当が受けられる計算だったんですよね。
150万円投資して年間20万円の配当が貰えるなら嬉しいな、という思いでした。

当然、一個別銘柄なので業績悪化に伴う減配のリスクはあります。
しかしそれが買わない理由にはなりませんでしたし、むしろ少額ずつ定期積立るつもりでした。
私の配当志向についてはこちらでもお話ししています。

ここまでのトータルリターン📊

まずは3銘柄の株価チェックしていきましょう。

青がARCC、緑がOBDC(＝今のORCC）、ピンクがPSECです。

うむむー…なんというか、個別銘柄って感じの値動きですよねｗ
ARCC、OBDCは何とか購入時より浮いていますが、PSEC…潰れないといいな😰

2024/11月時点で、それぞれのトータルリターンを見ていきましょう～以下はUSドル建て。やっぱりPSECくん…キミはがんばってください❗🤣

こちらは日本円建て。やっぱり＋評価を見るのは癒しですね😊

ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この数年間の為替はとても動いてますよね。

PSEC買った日、1ドル=105円弱レートだったんですねぇ…

そして今現在でもこのBDC３銘柄からは、税引き後年間23~24万円くらいの分配金を頂いています。
ここまでの利益を要約すると、

150万円相当の投資に対して現在含み益は+130万円くらい（リターンとは言わないかもしれませんが）
2024/11時点で通算総額80万円位？の入金確認しています。
円安効果が大きいですが、自動日本円受け取りができているので助かる（楽天証券ありがとう！）
（今では新規買付できないので）もっと買っておけば良かった( ;∀;)　負け組投資家の常套句ですね…

自身の行動振り返り、今後への活用とか✨

あらためて考えると、2020年10月の自分はきっとどこか焦っていたんだと思います。

2020年3月の大底で買えていたら…（たらればですが、今だとARCC配当率が脅威の税引前24％…❗）

『一番の買い時を逃してしまったのでは？でも今からワクチンまで2番底来るかも！どっち！？』という焦り
「金融緩和の反動で大きな巻き戻しがくる、グロースには逆風」と言われインデックスへの追加投資も躊躇
正しい情報が分からない中で、投資するのもしないのも不正解な気がして疑心暗鬼に

今から考察すれば、どれも結果論になります。
当時は100年前のスペイン風邪の再来、今後5年間は終息しないかの様な報道・雰囲気もありました。
そもそも人類が経験していない、未曽有の危機というものはそういうものなのだと思います。

しかしよく考えれば…
人災でも天災の場合でも、現世において我々の生命、生活を最後に守ってくれるのは資本主義です。
病気に対する治療薬も、入院する場合の医療施設も、情報を届けてくれるのも関連民間企業であり株式会社です。
極論かもしれませんが我々は彼らの助けが必要となる以上、資本をそこに投じておいて間違いはないはず。
遅かれ早かれ救われた後に、貢献企業は更に躍進し評価されるのですから。株価はそのひとつの指標に過ぎません。
仮に隕石衝突レベルの大災害が起こり資本主義が崩壊でもしたら、もはやいくら資産を持っていても意味を成しませんよね。

もう1点、思い返せば私は恐らく現実逃避からこのBDC3社の株を買っています。
購入当時の為替レートですが、毎月15,000円程度の分配金が貰える試算でした（もちろん減配しない前提ですが）
株価が不調の時代でも、最悪この15,000円のお小遣いを毎月楽しみにして、当時ハマっていたソシャゲにでも使って景気回復を待とうと思っていました。
Q.　何のための配当投資か？
A.　副業収入を得て、そのままゲーム課金や、外食の足しにして消費してエンジョイする！
という自分なりの答え（逃げ道）を用意してから購入したのです。

色々書きましたが、平時と暴落時では、やはり心持ちが異なります。
次にまた暴落に見舞われた際、再度高配当に投資するかは分かりません。
しかし前回よりは、きっとどうするべきかの解を早く導き出して、戦略的に立ち振る舞える気はしています。